検査技師になるためには大学、短大もしくは専門学校(いずれも臨床検査に関わる)に進学して国家資格に合格しなくてはいけません。
医学部、歯学部の卒業者、医師免許、歯科医師免許の取得者なども検査技師の受験資格を有するらしいのだが、合格者は極めて低いのが現実なのだそうです。
しかし、実際に検査技師が活躍しているのは大学病院や総合病院などの大きな病院に限られているような気がします。
検査技師の仕事はいろいろとあるわけですが、個人病院では医師が自分で判断できるものについては医師が検査結果を出します。
しかし、検査技師が間接的に関係している検査はたくさんあります。
個人院で行っていないので、一般的に知られているのは血液検査ではないでしょうか。
血液検査は病院独自でせずに、検査機関に送り検査結果を待つといったやり方です。
そのほかでは、病理検査です。女性なら子宮がんの検査を婦人科で受診します。
しかし、検査のために取った細胞は検査技師のいる専門機関に送られて診断されています。
この様に、検査はしたものの結果は数日後、と言った場合の検査はすべて検査技師が関わってきているのです。
公の場所で検査技師さんを見かけることが数少なく、勤務している場所で見ることができるのは大学病院や総合病院だけです。
そのため、あまり広く知られていないかもしれませんが、検査技師さんとは間接的に深く関わっているのです。
また、検査技師の仕事は実に細分化されていて、研究者と言えるのかもしれません。
私も専門的に勉強しているわけではないので、興味があってもっと詳しく知りたいという方はこちらのサイトを参考にしてみて下さい。
⇒医療系職業ガイド